700席近くが埋まり、舞台と客席のダイレクトな(演奏側と聴衆側の)交流感触があった。
予約者の大半はリピーターで、すでにファンクラブが存在しているようだ。
オーケストラのアンサンブルスキルも格段に上がってきていて、客席に向けての音のメッセージを強く発信できている。
このコラムの最初の投稿でわかるけれど、第1回めの合わせ練習会はたった3人からスタートしたのだった。
昨夜は、ご来場の方からのお礼(興奮冷めやらない)電話が殺到。
くたびれ果ててポンコツ状態の身体に達成感が満たされた。
あらためて、ご来場の皆さま、支えてくれたスタッフの皆さま、そしてメンバーの皆さんにお礼を言わせていただきます。
ありがとうございました。
はまだ文宏@BKOインスペクター
☆ 第1回からのリピーターさまから
チェロコンチェルトではボーマン先生の存在感と安定感が際立ち、まるでどこか別世界に連れていかれるようでした。第7ではメンバー全員ががベートーヴェンの音楽に導かれて一つになりエネルギーを爆発させていく様に目頭が熱くなり心を揺さぶられました。毎回驚かされますが、回を重ねるごとにオーケストラの成長がはっきり演奏に現れていて素晴らしいです。次回も楽しみです。
本日は、楽しく参加させて頂きました。
そして、送り迎えをして頂いた、栗原さん、大変、助かりました。
ありがとうございました。m(_ _)m
また、皆様が提供して頂いた、お料理、大変、おいしく、頂きました。
ありがとうございました。m(_ _)m
ブラームスに関しては、ちゃんと練習を設けます。あんな難しいとは……😅😅
また、次の第5木曜日「室内楽の日」
楽しみにしております。😊
本日は、ありがとうございました。😊
Vn AO
AOちゃん 皆さま
楽しかったですね〜
hmdさん、企画と場所の提供、感謝します。素晴らしい音響で、良いスタジオです💕hmdさんご自身も大活躍でしたし…
米ちゃんタクシーもありがたかった上に、いつもの新鮮野菜、ありがとうございますm(_ _)m
まだ荒削りながら、どのアンサンブルも今後が楽しみです。
ではでは♪( ´θ`)ノ Va みちこ
2024.2.6 サントリーホール
辻井伸行 オルフェウス室内管弦楽団
アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番 辻井伸行(ピアノ)
ムソルグスキー:展覧会の絵(ジャンニーナ・ノーボス編)
指揮者のいないオーケストラの「お手本」がオルフェウスである。
BKOを発足するにあたり、オルフェウスの「音楽における民主主義」に同感して、「俺たちもやってみよう!」となったのだった。
無謀な試みと嘲笑されたけれど、BKOは今年の4月の演奏会で第7回になる。
オルフェウスを生で観た、聴いた!
音が透き通ってる!
タイミングがピッタリ!
…全員の動作が躍動的!
ショパンのピアノ協奏曲。
あの音数の多いショパンのコンチェルトのフレーズに、オケ全体が見事に寄り添う。
盲目のピアニストと指揮者のいないオーケストラ。
…圧巻!
心で合わせてる音楽。
涙が止まらなかった。
hmd
2024.1.8 美浜文化ホール
BKOとしては定期演奏会以外は初の試みでしたが、みなさんの積極的参加で盛り上がり過ぎて4月の本番が心配なくらいです。
naitou FL
海辺の街のコンサート
ありがとうございました
短時間でしたがしっかり楽しませていただきました
ホルンセクションの写真です
yodaさんは4番ホルンです
tsuyoshi72horn
本番前に本番があるのよいですね。反省点が沢山ありました。4月頑張ります!
eri FL
年が明けたら能登で大地震による大惨事。
羽田で大事故。
そんな年明け早々に例会開催。
小久保先生による(目から鱗的)トレーニング♫
…かなりベト7らしく?なってきました。
打ち上げは、いつものバイエルンストゥーベにて新年会。
ここのビールは本当に美味い!
hmd
2023.10.11
BKOの第6回演奏会にご来場いただき、誠にありがとうございます。私は今回のチラシの作成を担当したファゴットのozkです。チラシに盛り込んだ内容について、少しばかり制作秘話の裏話(ウンチク!)をご紹介いたします。
●背景の絵について
森の中、小川のほとりで脱帽し、直立したまま物思いにふけるベートーヴェンを描いたこの絵は、アメリカの画家、ニューウェル・コンバース・ワイエス(1882-1945)が1921年にスタインウェイ&サンズ社の広告用イラストレーションとして発表した絵です。作品のタイトルは、そのものズバリ《ベートーヴェンと自然》。
ワイエスという姓にピンと来た方は美術通ですね。このベートーヴェンを描いたN・C・ワイエスには5人の子供がおり、末っ子の名前はアンドリュー。ピンクのワンピースを着た女性が腕の力だけで草原を這って進む様子を描いた《クリスティーナの世界》(1948年)で知られるリアリズムの巨匠、アンドリュー・ワイエスです。
N・C・ワイエスは雑誌の表紙画や小説の挿画など、商業用イラストレーションも多く手がける実力派画家として当時から知られていました。コカ・コーラやラッキー・ストライク(タバコ)のポスター用イラストのほか、スタインウェイの広告用イラストとしてベートーヴェン(本作)やリスト、ワーグナーの絵も描いています。
この絵を構想・制作した1917年当時、ワイエスがベートーヴェンの表情を描くうえで参考にしたのは、なんとベートーヴェンのデスマスク。つまり、この絵のベートーヴェンは『田園』を作曲した30代後半のベートーヴェンの顔ではなく、死亡時の容貌を写し取ったものなのですね。そう考えると、この背景の森や小川は単なる自然ではなく、空想の中の森――あるいは象徴化された天国なのかも。小川の水は冷たく澄んでいますが、三途の川だったらどうしましょう!
Beethoven and Nature, painted by N.C. Wyeth, 1921
ちなみに、こういう広告だったそうです。
絵の下に書かれている宣伝文の内容はこんな感じです。
「スタインウェイ 不滅の楽器――。1827年3月26日、すべての音楽家の中で最も偉大と言われたルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが死去しました。すべてピアノフォルテの中で最高と認められているスタインウェイが誕生したのは、それから1世代後のことです。偉大な楽聖が最高の楽器で自作曲を演奏できなかったのは、なんとも残念なことです――同時に生まれることができなかったのですから! ド・パハマン* はこう述べたことがあります。
「もしベートーヴェンがスタインウェイで演奏される自作曲を聴くことができたなら、彼は『この音楽の真の美しさを今まで知らなかった』と思うでしょう。うれし涙がベートーヴェンの瞳から溢れ、頬を伝うにちがいありません」
ベートーヴェンの存命中にはスタインウェイはまだ登場していませんでしたが、リストやワーグナー、ルービンシュタインの時代には存在していました。そして今日では、偉大な巨匠たちもスタインウェイを知っています。すなわちパダレフスキ、ラフマニノフ、ホフマン、さらには数々の素晴らしい現代作曲家たち。事実として、また当然のこととして、この永久不滅の楽器、ベートーヴェンが夢見た完璧なピアノは、一握りの演奏家だけでなく、あまたの音楽愛好家によって演奏されて大切にされています。」
*(筆者注)ウラディーミル・ド・パハマン(1848 - 1933):19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したピアニスト。偉大なショパン弾きとして名高い。
●採用を見送った絵
今回のチラシではワイエスの描いたベートーヴェンの絵を採用しましたが、これとは別に《田園交響曲を作曲中のベートーヴェン》というタイトルの絵も存在します。カメラ目線でじっと観客を見つめるベートーヴェンを描いたのは、スイスの画家フランツ・ヘギ。こちらの絵はボンのベートーヴェンハウスが所蔵しているそうです。
Beethoven composing the Pastoral Symphony, Drawing by Franz Hegi, 1839
●チラシ左上のベートーヴェンの言葉
今回、チラシの左上にはベートーヴェンの言葉を引用して掲載しました。
この土地では、すべての樹々が私に語りかけてくるようだ!
ーーベートーヴェン, 1815年
Ist es doch, als ob jeder Baum zu mir spräche auf dem Lande:
heilig, heilig! Im Walde Entzücken!
1815年、ベートーヴェンは交響曲第8番やピアノ三重奏曲第7番『太公』を初演済みでしたが、急速に聴力を失っていました。その時期に書かれたのがこのメモです。
作曲中の題材探しとしてだけでなく、波乱の生涯において農村や田園で憩い、自然の中に身を置くことがベートーヴェンにとってどれほど大切な癒しであったかは、多くの伝記で強調されている通りです。休息の場としてだけでなく、ベートーヴェンにとって自然は創造力の源泉であったということを表現できればと思い、チラシに引用しました。
「語りかけてくる」と言っても、これはもちろん比喩であり、ベートーヴェンが幻聴を聞いているわけではないでしょう。風にそよぐ梢の葉、声はすれども素早く見え隠れする鳥や動物たち、流れる雲などが視覚から聴覚へと連動して、“聴こえる感じ”に作用していたのかもしれません。耳を塞ぎたくなる都市の騒々しさ(それは音だけでなく、精神的な!)から逃れて静けさの中に身を置くことで、より小さな声、自然の囁きに向き合える喜びを表現したものだと私は考えています。
意訳ですが、ベートーヴェンがスケッチ帳に書き残した1815年のメモの全文は以下のような内容でした。
「決めたぞ。田舎に留まろう。どんな場所だって満足できる。私の耳を襲った不幸な運命さえ、ここでは私を苦しめることもない! この土地では、あらゆる樹々が私に話しかけてくるかのようだ。尊い。尊いことだ。森の中にいることのすばらしさよ! だれがこのすばらしさのすべてを表現できるだろうか? それが無理だとしても、ブリュール(ケルン南西の小都市)の川沿いの納屋と建物は、冬でもそのままだ。農家に頼めば気軽に間借りできたし、なにより安かった。森の甘き静けさよ! 風が吹き、翌日も快晴だった。私の宿敵、ウイーンでさえも私を引き止めることなどできはしない。」
(出典:Ludwig van Beethoven: Skizzenblatt 181 原文ドイツ語。拙訳につき誤訳あればご指摘ください)
●チラシ右側のキャッチコピー
最後に、チラシ右側に掲載したキャッチコピー「そっちの田園は、どんな田園?」について触れておきます。実はこのキャッチコピーは、複数のデザイン案を検討していたときにたまたま書き込んだものです。いわば、思い付きのアイデアでした。
チラシのデザイン案を考えていた当初は、当団インスペクターのhmdさんによるキャッチコピーが決まっておりました。そのため、私のこの遊びは脇に添えるだけの「副キャッチコピー」のようなものだったわけです。ところが、この“遊びの副キャッチコピー”が団内でウケて好評価。思いがけずメインキャッチコピーに格上げとなりました。
この思いつきは、当初は上で紹介した2枚目の絵《田園交響曲を作曲中のベートーヴェン》を想定していました。カメラ目線のベートーヴェンが、こちら側(現代日本の私たち。BKOとお客様の皆様)に向かって「そっちはどう?」と戯れに聞いてくるイメージです。
貴族に対しては一歩も引かず尊大に思われがちなベートーヴェンですが、小川を前に脱帽し(これは1枚目の絵もそうです!)、自然や神には極めて厳粛かつ敬虔な態度をベートーヴェンは取ります。とはいえ、ベートーヴェンもリラックスすれば、没後約200年の時空を超えて「そっちは、どんな田園?」と私たちに気さくに話しかけてくれそうな気もします。
ベートーヴェンが愛した中欧の田園と現代日本の田園風景はだいぶ異なりますが、もしベートーヴェンが現代日本を旅行してくれたら、日本の野山の散策をお伴しつつ、お祭りのお囃子といったもの案内したいものです。ベートーヴェンはきっと面白がってくれるでしょう。仕事とはいえイギリス民謡の編曲集を書いているほどですから。だからこちらから質問してもよいのです。「ベートーヴェンさん、“こっち”の田園はいかがですか?」と。
彼がどのように答えそうかは、みなさんのご想像にお任せします。
(文責: ozk, Fagott)
2023.10.10
投稿
第6回演奏会のご成功おめでとうございます。選曲も良かったですし、三ヶ尻さんの楽しい解説で演奏前から会場は明るい雰囲気でした。演奏後は船橋市民ホールに集ったすべての方々が笑顔になって湧いている様子でした。
指揮者なしでオーケストラの演奏会をする。この大胆な企画には様々な意見があると思います。しかし、第6回を迎え、これもあり!個性として尊重され始めています。
人数が多くなるほど難しくなりますが、メンバーは互いを感じるようになり、聴いて合わせる、あるいはリードする、というアンサンブルの極意が発揮され初め、こうなると一人一人の顔が輝き始めます。
危ういところでも溢さないようにどうにか支え合っていることも感じました。
今後もさらに豊かに自由に、お互いが自然な流れの中で納得行くまで音楽の楽しさを共有できるよう願っています。
打ち上げの席で、お一人お一人のお話が聞けたのも良かったです。
戴帽式のお話は印象的でした。
曲にはその人それぞれの思い出がありますね。
指揮者がたくさんいる(笑)!との話にも!それは宝の山です。
こんな音楽をしたい!その理想がどのようにすれば現実になるのかアィディアを出し合って流れ始める音楽は誰のものでもないそのオケの個性になることでしょう。
今回、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲では、素晴らしい本間さんのハープと奥井さんを始め弦メンバーの方々の情熱、あす香ちゃんの積極的なオーボエ、ホルンパートの優しさに包まれ、私はとても楽しく何一つ後悔なく自由に演奏させていただきました。
Fl内藤さんと石井さんにも大変お世話になりました。
感謝しかありません。
ありがとうございました。
これから先も、私は音程やリズムの正確さ、音色の美しさ、表現力の豊かさへの練習を怠ることなく、家族、諸先輩方々、生徒さん、仲間や友人、自然を大切に楽しみながら生きて参ります。
バイエルンストゥーベオーケストラのみなさま、どうかお元気でますますのご発展をお祈りしています。
フルート奏者
青木美咲
年2回ものコンサート、あの人数であの長さの選曲。どうやって仕上げていくのだろうかと不思議です。
それにしても、(指揮者がいないのに)いつも全員の息がピッタリで、演奏は乱れずひとつにまとまっていてすごい!
もしかして、どこの楽団にも指揮者は不要なのではないか?とさえ思いました。
この演奏でチケット1,000円は安すぎませんか?値上げしてもよいと思います。
このオーケストラの演奏会はこの2年間で4回来ていますが、今回が一番印象に残りました。
田園は中学生のときの音楽の教科書にあったのを思い出しました。メリハリのある演奏でとても楽しかったです。
フルートハープ…も穏やかで繊細で、良いもの聴いちゃった〜感でとてもよかった。。
団員の皆さんの高いレベルゆえの演奏なのですね。
また、三ヶ尻さんのプログラムノート、とてもおもしろいです。
2023.8.24(木)〜25(金) 岩井海岸 民宿やまげん
・参加者:26名
BKO合宿、1日目の練習、終了……
大変、実りある、練習ができました
小久保大輔先生、ありがとうございました。m(_ _)m
オケの合宿で岩井に行ってきました。指揮者の小久保先生も一緒に泊まって二日間指導してもらって、とてもとてもよかった!!
指揮者がいない演奏会をしていますが、指揮者に指導はしてもらいます。指揮者の先生たちは、指揮者の存在意義や指揮者なしでやるにはということをすごく考えてくださっています。
飲み会ではお借りしていた木のハンミッヒを初めて人前で吹きました。音が太くて安心感があるのかお酒を飲んでいたからかよくわかりませんが、人前演奏でこんなに緊張しなかったのは初めてです。ステージでやる本番で吹いたらどうなるか試してみたくなりますね
2023.6.29(木)美浜文化ホール 音楽ホール
・参加チーム:15チーム
第1位 チームレインボー 15票
第2位 エーデルワイストリオ 14票
第3位 YMMトリオ 11票
第4位 SQタンタンメン 8票
BKOが他のオーケストラと異なる特徴は二つ。
一つめは指揮者がいないこと。そして二つめは「室内楽を真剣にやる」ことです。
そもそも、「オーケストラは室内楽の延長である」という考え方がBKOの基本理念ですから、この二つの特徴は密接に関わり合っています。
今回も15チームがエントリーし、熱い演奏を披露していただきました。
事前にアンケート用紙を配布し、「楽しかった!もう一回聴きたいチーム3つ」を選んでもらいました。
2023.4.24 船橋市本町 地中海料理・エルバルコ
オケ全体が集中して一体となっている感じがよく伝わってきました。
運命の1楽章は特にそれが際立っていたように思います。
ヴァイオリン協奏曲では、宮川さんは本当にのびのびと演奏されていて、時には笑顔さえ見られました。
こんなに楽しそうに演奏されるソリストを見たのは初めてです。
それを引き出すことができたのも、指揮者に頼らず各人が互いの音に集中し呼吸を合わせようとする努力の賜物ではないかと思います。
ピッチもますますそろい、アンサンブルの安定感がさらに増したのことにもその成果が現れていると思います。
これほど毎回成長が実感できるオーケストラはそうそうありません。これがらが楽しみです。
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